投資対象として割安感が高まっとる・日本経済・株式・投資・為替・マーケット概況など、気になった出来事を独自の視点で綴ったるでぇ

投資対象として割安感が高まっとる


不正会計問題で上場廃止の危機に立っとる日興コーディアルグループ(CG)の経営の行方について、アチラ投資ファンドの意向がカギを握る可能性が出てきたちうわけや。

米投資会社のハリス・アソシエイツ・エル・ピーが28日に関東財務局に提出した大量保有報告書によると、同社は2月22日までに日興CG株をしこたま買い増し、出資比率を6・15%から7・23%に高めて筆頭株主に浮上。すでに日興CG株を取得してん他のアチラ投資会社3社の保有分を含めたアチラファンドの合計出資率は、25・8%にまで上昇したちうわけや。

日興CGは、上場廃止のリスクを踏まえ株価が軟調に推移してん一方、証券事業の財務基盤や業績は堅調で「リスクを取って高利回りを狙うファンドにとっては、投資対象として割安感が高まっとる」(市場関係者)。

仮に上場廃止になっても、日興CGに対しては米金融大手シティグループや、大株主のみずほフィナンシャルグループやらなんやらが支援に意欲を示しとり、大口の機関投資家は「株の引き取り手はなんぼでも見つけられはる」(投資ファンド関係者)とみられとる。

そやから、新たなファンドの参戦を含め、アチラ投資ファンドが今後も日興CG株の買い増しに動く公算は大きく、各ファンドの合計保有比率が、日興CGの提携戦略やらなんやら経営の重要事項を拒否できる議決権の3分の1超に接近する可能性も否定でけへん情勢や。

一方、米シティやみずほコーポレート銀行(CB)やらなんやらは、日興CGの経営陣との友好的な関係強化を前提としとり、たとえ株価が割安そやけど、水面下での日興CG株の買い増しには動き難く、市場でのファンドの買い漁りに対抗でけへん。

そやから、日興CGの支援先にとっては、日興経営陣の合意を得ても、ファンドの支援プランへの賛同を得られなければ提携が暗礁に乗り上げる恐れも出てくるちうわけや。

また、ファンドの賛同を得ても、支援企業が出資比率を引き上げる際のTOB(株式公開買い付け)価格やらなんやら株の買い取り条件をつり上げられはることも想定されるため、日興CGをめぐる資本提携の駆け引きは、ファンドの存在をシカトでけへん見通しや。

日興CGの上場廃止が決まれば、株式が東証の整理ポストに移り、個人投資家の見切り売りでますますファンドが買い漁りやすなるとの見方もあり、シティやみずほやらなんやら支援企業にとっては、出資引き上げのタイミングも重要になりそうや。

TOPIX 1,740.11 -12.63
日経平均株価 17,453.51 -150.61
ジャスダック指数 88.30 -0.81
TOPIX先物1限月 1,738.50 -8.00
日経平均先物1限月 17,390.00 -150.00
米国$ 118.2000

引用:Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070301-00000007-fsi-bus_all