買収問題は株高でこう着状態
米系投資ファンド、スティール・パートナーズによるサッポロホールディングスへの買収提案で、ビール業界の再編機運は一時、高まったが、ホワイトナイト(白馬の騎士=友好的買収者)の候補であるアサヒビールやキリンビールに動きがあらへんまんま長期化の様相をみせてきたちうわけや。
サッポロは一両日中にもスティールに買収目的やらなんやらについての質問状を送るが、スティールの提案を受けぶちこむ公算は小さいちうわけや。当面は、買収防衛策の発動に向けたサッポロの検討作業に焦点が移りそうや。
アサヒ、キリンやらなんやら各社の動きが鈍いんは今回の再編問題が衆人環視の中にあるうえ、サッポロの株価が高騰してんため。サッポロの株価は再編への期待から、スティールが提示した株式公開買い付け(TOB)価格の「825円程度」を上回る900円台で推移してん。
サッポロから要請があれば支援する意向を表明しとったアサヒも、「ここまで株価が上がると(コストが大きくなり過ぎ)踏み込む勇気があらへん」(荻田伍社長)と慎重姿勢に転じとる。
スティールの狙いに乗りとうない、ちう各社の思惑もあるんや。
スティールは昨年10月、明星食品に敵対的TOBを実施してシッパイしたが、最終的にはホワイトナイトとなりよった日清食品の対抗TOBに応じて明星株を売却し、30億円を超える利益を得たちうわけや。ビール業界は「同じようにスティールの戦略に踊らされたらかいないまへん」(荻田社長)との思いで一致してん。
スティールは今後、買収目的やらなんやらに関するサッポロの質問に回答するちうわけや。サッポロは、スティールの株式取得が現金の場合は60日間、現金以外やったら90日間でその回答を検討し、外部有識者で作る特別委員会の助言を得ながら、株主価値を著しく損なうかどうかを判断するちうわけや。
株主価値を損なうと判断した場合は防衛策を発動するちうわけや。防衛策はスティール以外の株主に新株予約権を発行してスティールの保有比率を引き下げる措置やけど、スティールは「防衛策を発動した場合は法的手段を取る」と表明してん。
サッポロの防衛策は経済産業省やらなんやらが作った指針に沿っとるが、スティールは「株式の取得・譲渡は自由な権利」として20%以上の取得を制限する防衛策そのもんを否定してん。スティールが新株発行の差し止めを求めて訴訟を起こしたら、防衛策そのもんの是非を問う大きな司法判断にも発展しそうや。
| TOPIX | 1,809.48 | -7.49 |
| 日経平均株価 | 18,122.36 | -92.99 |
| ジャスダック指数 | 91.35 | -0.79 |
| TOPIX先物1限月 | 1,811.00 | -8.00 |
| 日経平均先物1限月 | 18,130.00 | -100.00 |
| 米国$ | 120.3600 | |
引用:Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070227-00000000-maip-bus_all
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