決して人気が衰えたわけやおまへん・日本経済・株式・投資・為替・マーケット概況など、気になった出来事を独自の視点で綴ったるでぇ

決して人気が衰えたわけやおまへん


「並一つとお新香ちょうだい」
「並一丁!」

店員はんは元気ようけに厨房に伝えるちうわけや。
ちーとの間して出てくるんは豚丼の並(330円)や。吉野家好きのサラリーマンやったら、ごく当たり前の昼時風景やろが、これが一変するかもしれへん。

「はい、3月1日から牛丼を午前11時から深夜0時まで販売延長します」(吉野家ディー・アンド・シー関係者)

いま吉野家では、午前11時から午後3時まで限定で牛丼(並380円)を販売中。3月からは販売時間を延長すると吉野家は宣言したちうわけや。となると「並」とボソッと言うた後に出てくるんは……。

安部修仁社長は「いろいろあったが、ようやっとここまでたどり着いたか」の心中や。せやけどダンさん、安心してん場合とちゃうんや。ホンマに米国産の牛肉を、絶え間なく確保できるか。牛丼ファンは戻ってくるんか――。心配はつきへん。

「先週、米国から輸入された牛肉の中に、輸入条件に違反した肉が含まれとったのが発覚したばっかりや。生後20カ月以下が条件やのに、それを確認でけへん牛肉が輸入されとった。こないな問題が大きくなったら、消費者の牛肉不信がまた深刻化するやろな。吉野家の販売時間延長はタイミングがええとはいえしまへん」(経済ジャーナリスト)

安部社長も頭が痛いちうわけや。逆風を受けながらの販売時間延長は英断か。

「それだけではおまへんように思とります。吉野家は現在、牛丼なしそやけど、それなりにやっていける体制を整えたちうわけや。その証拠に、牛丼販売時間でも郊外店では、豚丼やらなんやらを頼む人が多いちうわけや。うがった見方をしたら、おもたよりも牛丼が売れておらへんので販売時間を延長したとも取れはる」(前出のジャーナリスト)

えっ、そうなわ。牛丼は売れ筋やったらなくなりよった?

「販売時間内に限れば、牛丼を注文する人は約5割や。決して人気が衰えたわけやおまへん。おかげさまで他のメニューが浸透してきたゆうことや思うで」(吉野家関係者)

1日全体の統計では、牛丼の販売は約3割。豚丼が約半数を占めるちうわけや。3月からは深夜0時まで売るさかい、牛丼の比率は高まるやろが、牛丼人気にもっかい火が付くかはビミョー。

3月中旬の夜7時ごろ、吉野家に行って「並一つ」と注文してみれば答えがきっと分かるちうわけや。豚が出てくるか、それとも牛が出てくるか。店員はんが、どっちの並やろか? と聞くようでは「吉ギュー」復活はもうちーとばかし先。安部社長はヒヤヒヤしながら3月を迎えるちうわけや。

TOPIX 1,814.96 +12.06
日経平均株価 18,188.42 +79.63
ジャスダック指数 92.01 +1.03
TOPIX先物1限月 1,817.00 +14.50
日経平均先物1限月 18,220.00 +130.00
米国$ 121.0900

引用:ライブドアニュース